【ゼネコン新卒採用は4年連続拡大/中小事業者は工夫凝らした採用活動】
〓〓〓〓〓 mfacニュース 平成27年3月24日配信 〓〓〓〓〓〓〓
★ ゼネコン各社が、震災復興や東京オリンピックなどの需要増を考慮し、新卒採用や中途採用を増やしているようです。業界新聞が実施した主要ゼネコン33社に対する人材採用状況に関するアンケートによると、今春採用する新卒者は、合計で前年比約20%増の3197人となっています。このうちの8割(2565人)は技術職で、人材不足が問題となっている現状を踏まえた現場技術者重視の状況がうかがえます。即戦力となる中途採用においても、2014年度はその前年比25%増の868人が採用されています。道路舗装大手でも同様に前年比増加採用となり来年度はさらに採用数が増える見込みです。
アンケートでは、毎年一定人数を採用することで、人員構成のゆがみを解消する旨を理由としてあげる企業が多かったようですが、人材採用に力を注ぐ体力があり、尚且つ、採用に結び付ける事が出来るのは、知名度が高い一部の大企業に限られるかもしれません。今月初めに、来年度新卒者の就活戦線がスタートしました。地方建設業界の採用環境は、ゼネコン大手に比べ、より厳しいものと考えられ、企業情報の発信や地域業界の就職情報ポータルサイトの充実など中小建設事業者へのサポートが必要でしょう。
詳細は、こちら→ http://www.decn.co.jp/?p=25367 (日刊建設工業新聞より抜粋)
★ 上記と関連して、都市圏の建設業界団体が、学生向け就職説明会を開くケースが広がっています。全産業が対象となる一般的な企業合同説明会と異なり、学生は、そもそも建設業界に興味を持って来訪するので、業界説明を省いて企業PRを行うことができ、両者にとって効率の良い内容となります。また、業界団体主催であれば、就活支援を業務とする企画会社の企業合同説明会よりも参加コストが低く抑えられ、中小企業が参加しやすくなるでしょう。
一昨年末、東京建設業協会(東建)が初めて開催し、今年は東建に続き、大阪建設業協会(大建)も既に開催しました。大阪では、関西圏の大学だけでなく、中国・四国や北陸地方の大学からも申し込みが有ったようです。東建は、「みんなの建設業★就職フェスタ」と銘打って開催、希望企業以外に最低3社のブースにも訪問してもらい、学生が知らなかった建設企業にも、目を向けてもらう仕組みとなっています。
広島県では、建設業若手経営者団体・測量設計業界団体・広島県が共同して、Iターン又はUターン希望者を狙った説明会を、東京で開催しました。業界団体が主催することで、建設業に特化したものとして開催する事が出来ます。「柔軟な発想と行動力」は、中小建設業者の担い手確保において、重要なキーワードの一つとなるかもしれません。
詳細は、こちら→ http://www.kensetsunews.com/?p=45654 (建設通信新聞より抜粋)
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