【多様な入札契約方式選択でガイドライン策定/国交省】
〓〓〓〓〓 mfacニュース 平成27年5月19日配信 〓〓〓〓〓〓〓
★ 国交省は、発注者が多様な入札方式から最適な方式を選択できるようにする「公共工事の入札契約方式の適用に関するガイドライン」を策定しました。これまで、公共工事(特に国交省直轄工事)では、主に一般競争入札・総合評価落札方式を採用してきましたが、インフラ維持管理状況や経済状態・建設業界を取り巻く環境を踏まえて、発注業務の見直しを行い、公共事業費の効率的・効果的な予算執行を目指します。
策定内容は、
①契約方式、
②競争参加者の選定方法、
③落札者の選定方法、
④支払方法
の、4段階においてそれぞれ3~5種類の選択肢を設け、各々のメリットが示されています。
例えば、契約方法では、工事の施工のみを発注する方式に加えて、「ECI方式(設計段階から施工者が関与する方式)」や「維持管理付工事発注方式」などが記され、事例をもとにその効果も、とりまとめられています。
ガイドラインは、地方公共団体も含めて公共工事の発注者が利用することになりますが、本編と事例編をあわせて約300ページにも上り、内容を把握したうえで発注業務を実施するには、相応の業務スキルが必要であると思われます。そのため、国交省側も、各地方整備局内に相談窓口を設けています。工事地域や施工者側の実情を考慮した公共工事発注によって、効率的・効果的な公共事業施策の実施と公共事業に携わる建設業界の活性化を実現するには、当ガイドラインの各自治体への浸透が、より重要となるでしょう。
詳細は、こちら→ http://www.kensetsunews.com/?p=48173 (建設通信新聞より抜粋)
詳細は、こちら→ 「公共工事の入札契約方式の適用に関するガイドラインについて」 (国土交通省ホームページより)
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