【建設職人基本法骨子案 安衛経費支払明示と一人親方の労災特別加入促進】
〓〓〓〓〓 mfacニュース 平成29年4月25日配信 〓〓〓〓〓〓〓
★国交・厚労の両省は、
3月16日に施行した建設職人基本法に基づいて、
政府に策定が求められている
建設工事従事者の安全および健康の確保に関する基本的な計画(基本計画)
の「骨子案」をまとめました。
3月21日にお伝えしたニュースの関連情報です。
建設職人基本法は、
公共工事のみならず民間工事も含めて、
適正な請負代金や工期での請負契約締結により、
安全衛生に必要な経費を確保することで、
最終的に建設現場で働く従事者の
処遇の改善や担い手確保につなげていくことを
基本理念としています。
この「基本計画」では、
その前提となる請負契約の適正化などとあわせて、
建設工事の従事者に対する安全と健康の確保に関する施策を
行政として推進するための、
いわばアクションプランという位置付けになるでしょう。
ポイントとなるのは、
安全衛生や健康確保に関する経費(安全衛生経費)の
適切で明確な積算と、
現行の労働安全衛生法では、
直接の保護の対象になっていない
一人親方への対応の2点。
一人親方に関しては、
労災保険の「特別加入」制度を促進する必要性が示され、
これまで任意としてきた従来の対応から、
制度加入の積極的な働き掛けという
踏み込んだ対応へとなる模様です。
骨子案は、
厚労省からパブリックコメントが実施され(5月8日まで)、
5月下旬に基本計画として正式に決定した後、
6月の閣議決定を目指すとしています。
詳細は、こちら→
「厚労省、国交省/建設職人基本法基本計画骨子案/一人親方の労災保健加入促進」
(日刊建設工業新聞より)
「建設工事従事者の安全及び健康の確保に関する基本的な計画(骨子)案」に係る意見募集について
(e-Govパブリックコメント:意見募集中案件詳細より)
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