【国交省 許可/経審電子申請の具体的内容公表 来年1月運用開始予定】

〓〓〓〓〓  mfacニュース 令和4年9月14日配信  〓〓〓〓〓〓〓

国土交通省は、
来年1月受付開始予定の
建設業許可申請/経審申請の電子化に関して
現状の進行状況と建設業許可等電子申請システム(JCIP)の
仕様などを公表しました。

電子申請で行える手続きの概要は
次の通り。
●許可申請関係
 ①新規許可、許可換え、般特許可、業種追加、更新
 ②変更届出
 ③廃業等の届出
 ④決算報告
許可通知書等は電子送付。
●経審関係
 ①経営事項審査申請(経営規模等評価、総合評定値)
 ②再審査申請(経営規模等評価、総合評定値)
結果通知書は電子送付。

公表された資料では、
申請データの入力は
基本的にWEB画面上での入力となっていますが、
アプリケーションで申請データを作成させ、
JCIPに取り込むことも可能となっており、
データの仕様なども公開しています。

電子認証は
デジタル庁主管のGビズIDを
申請者が取得して手続きします。
代理申請は、
GビズIDの委任機能によって、
代理申請が可能となります。
(代理人はID取得不要)

バックヤード連携に関しては、
現段階では未だ検討/調整中のものが多く、
来年1月から連携可能な書類は、
経営状況分析結果通知書、登記事項証明書、
納税証明書(法人税、消費税)などで、
当初は連携されないものもありそうです。

電子申請の受付開始時期は、
大臣許可は令和5年1月”一斉開始”となっていますが
知事許可は令和5年1月より”順次開始予定”という
表現にとどまっており、
国/地方自治体間の調整の難しさがあるようです。
国交省が行ったアンケートでは、
来年1月スタートとならい自治体がありました。
東京都は「令和5年度中の受付開始を予定」、
大阪府、京都府、兵庫県、福岡県は
「受付開始時期未定」としています。

いずれにしても、
手続きを行う側が、
便利で使いやすいシステムを実現して欲しいものです。

 詳細は、こちら↓ 
・建設業許可等電子申請システム」ページ
掲載されているPDF、Word、Excelの各資料をご覧ください。
(国交省ホームページより)


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